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HG 1/144 RX-78-2 ガンダム [BEYOND GLOBAL]をガンプラ中年世代目線でレビュー!

こんにちは、アオイノメガネ店長の古田です。

今回は私の趣味のお話でも。

 

ガンプラ40周年記念商品の一つとして、
HG RX-78-2ガンダム [BEYOND GLOBAL]が発売されました。

そこで、
ガンプラ歴40年の中年世代が、最新モデルをレビューします!

 

 

 

[BEYOND GLOBAL]とは?

 

ガンプラ40周年記念!「HGシリーズ」で培った技術を集約し、大河原邦男氏デザインの「RX-78-2 ガンダム」を立体化!
■「美しいポージング」と「可動性能とプロポーション」を追求。自然なポージングを演出可能にするギミックを全身に数多く搭載。
■ファーストガンダムのデザインを再検証し「BEYOND GLOBAL」として極限まで追求したデザイン。
■前屈可動・スイング可動構造を胴体に採用。首軸も前後可動。
■太もも部分の付け根に内側へ曲がる関節を追加し、より人間に近いポージングを実現。
■手首が独立可動することにより、ジョイントしたシールドにも自由な動きをさせることが可能。
■手首ブロックはボールジョイントで別パーツとして可動し、拳を握り込む力強い動きなども演出できる構造となっている。
■股関節軸はスイングし前方に大きく可動。さらにリアスカートが大きく展開することで後方へ動かすことも可能に。
■胸部側面のブロックは肩甲骨にあたる部分の可動を担っており、外側に開く動きによって肩部の可動軸が露出しないよう配慮して設計。

価格は2,200円(税込み)

バンダイ ホビーサイト より

 

 

パッケージ

 

パッケージイラスト


40周年記念モデルらしい、特別感な演出のパッケージアート。

 

HG RX-78−02 ガンダム(GUNDAM THE ORIGIN版)と比較

箱の大きさは同一サイズ。

 

ORIGIN版のほうが厚みがある。(武器の豊富さと余剰パーツのため)

 

 

ランナー内容

 

ランナー包装

HGにしてはやや多めのパーツ数。

 

ランナーカラー

シールはツインアイのシールのみで、完全新規モデルのため余剰パーツもなし。

 

トリコロールカラーは淡いカラーで統一。例えるな「MG 1/100 ガンダムVer.O.Y.W.0079」のカラーに近い仕様。

 

ポリキャップレスのキットの関節部は、柔らかいKPSを使用。

 

説明書

 

説明書表紙

パッケージアートと同じでとてもカッコいい!

 

説明書中身

ランナーの数はそこそこありますが、サクサクっと作成可能。
パチ組で、1時間半くらいで完成。

 

完成!可動性能

 

スタイリング

かなりアレンジの効いたデザイン。好みが分かれるかも。

 

胴体は細く、太ももがグラマラス。

 

脛もかなりの細さ。

 

バックパックはだいぶ小ブリ。

 

リヤアーマーは一体成形。

 

首は上の可動はそこまで上がらず。

 

下はやや引ける。

 

腕は二重関節で、肩は動かしても外れない特殊な構造。

 

腕の先がボールジョイントで引き出せ、角度が付けられる。

 

肩は真上まで挙げられる。

 

胸部ブロックが開くように可動。

 

後ろから見るとこんな感じでブロックごとスイング。

 

腰の回転は45°回すとパーツが当たる。

 

腰は左右にスイングが可能。

 

少しですが前かがみもできる。

 

膝が二重関節で180°も曲がる。

 

足首の左右可動、上へ跳ね上げ可能。

 

足の付根にはもう一つ軸があり、リアアーマーもスイングするので、前後に足を大胆に動かすこともできる。

 

こんなポーズをとっても倒れない!

 

[BEYOND GLOBAL]足可動の特徴『内股』。レディースっぽい?

 

武装・付属品

ビームライフルとシールドが付属。

 

このキットにはバズーカの付属はなし。

 

ビームライフルは腰にマウント可能。

 

シールドはグリップを差し替えて前方へ構えることもできる。

 

シールドはバックパックへマウントもOK。

 

ビームサーベル2本、左平手、右握りても付属。

 

ポージング

両手構え撃ち

両手構え+内股により、躍動感あふれるポージングが可能に。

 

ニュータイプ撃ち

MG Ver.2.0以降でも再現できますが、[BEYOND GLOBAL]はお腹にコアファイターが無い分、さらに完璧なポージングに。

 

ラストシューティング(顔・腕あり)

肩が真上に上がるので、「ラストシューティング」もラクラクこなせる。

 

飛びかかり切り

アクションフィギュア顔負けの大胆なポージング。

 

ザク切り後

サイド7でザクを真っ二つに切ったポーズも再現。

 

片膝立ち

普通の片膝立ちよりも、さらに曲げてのポージング。

 

 

キットのすごいところ

 

成型色だけで再現できる完璧な色分け

ツインアイはシールでの再現が必要になりますが、パチ組でも完璧な色分けができる。特に顔はHGのサイズを考えればスゴイの一言。さらにお腹のV字まで色分けができるって!バンダイの技術力の高さに脱帽です。

 

究極の「ポージングプラモ」

このキットは、プラモデルとアクションフィギュアを兼ね備えた「究極のポージングプラモ」です。

  • ガシガシ動かしてもポロリのない構造
  • 人間の動きが再現できる可動範囲
  • 誰でも手軽に遊べるサイズ感

圧巻の一言。

 

 

気になったところ

好みの分かれる独自アレンジ

中年世代はこのアレンジがちょっと苦手なところがある。
「ガンダムはこういうもの」的な固定観念があり、古いファンな故に新しいものを認めたくない何処かノスタルジックな傾向が強いのかもしれない。

 

バックパックが小ブリ過ぎて、「バーニアの推進力が弱いんじゃね?」
とかプラモデルなのに考えてしまう。

 

太ももがグラマラスで、「ちょっとレディースっぽいんじゃね?」とか。ガンダム=メンズ的な概念があるのかも?

ガンダム=兵器として捉えている中年は、アクションフィギュアに中々馴染めません。(私だけ???)

 

シールド 小っちゃい・厚い

これもガンダム=兵器と捉えると、「こんな小さなシールドでザクマシンガンの弾を防げるの?」と考えてしまう。

 

さらにこのシールドマウントの厚み。「違うだろー!」と心の何処かで叫んでいる私・・・

 

まとめ

40周年を記念するにふさわしい「究極のポージングプラモ」。
作っていてストレス無く簡単に組むことができました。

ガンプラは組む時に、「このパーツはどうやって関節を動かすのか」とか想像しながら作るのが本当に楽しい!

気になったところも正直ありますが、「技術の進歩を楽しむ」には最高のプラモデルだと思います。

40年の進歩がギュッと詰まった[BEYOND GLOBAL]は伊達じゃない!

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