こんにちは、アオイノメガネ店長の古田です(^^)
40代から始まる『老視(老眼)』。
手元が見えないのは本当イライラしますよね(+_+)
そんな時、大活躍するのが『老眼鏡』です・・・
が、この『老眼鏡』、実は万能ではないんです⤵⤵⤵
それはナゼ???
メガネレンズで使われる大多数は『単焦点レンズ』!
【単焦点レンズとは?】
単焦点レンズは、レンズの全面に単一の度数を有するメガネレンズです。単焦点レンズは、近くを見る時、または遠くを見る時の視力を矯正するために使うことができるので、遠用メガネと老眼鏡の両方の基礎になっています。
そのメガネレンズの一つに『老眼鏡』が含まれます。
【老眼鏡とは?】
老眼鏡は、単焦点レンズ の装用者の読書距離(一般的に30 ~ 40 cm)に合わせて作られます。老眼鏡は本を読むことを楽にし、またスマートフォンやタブレットの小さい文章・文字を書くことなどに使います。
その名の通り、単焦点老眼鏡は焦点が一つしかなく、
30~40cmの距離にしかピントが合いません。
※アオイノメガネでは、カウンセリングの情報を基に、使用距離を測定し老眼鏡を作成します👌
老眼鏡のメリット・デメリット
【メリット】
・視界が広く、読書や近方作業を集中して行える
レンズの全面に単一の度数を有するメガネレンズなので、広い視界でストレスなく見ることができます。
・今日はこの本に集中して読み終えたい!
・書き物や計算などの事務作業時間が長い!
など、長時間の集中した近用作業が多い方には、老眼鏡はクリアな広い視界で快適に作業が行えます。
【デメリット】
・合わせた距離以外を見る場合、ピントがずれてボヤケて見えづらくなる
スマホ用(30cm)に老眼鏡を合わせると画面が鮮明に見えますが、スマホを近づけたり離したりすると、ピントがずれてボヤケてしまいます。
これが単焦点老眼鏡のデメリットです(>_<)
見える距離の奥行きが狭いため、作業距離が違う場合は使えなくなります。
PC(50cm)などもっと離れたものを見る場合、ピントは全く合わなくなり対応できなくなるのです。
(PCを30cmでずっと見ていると、目が痛くなりそう^^;)
どうすればいいの??
老眼鏡を正しく快適に使うには?
・作業内容に合わせ複数の老眼鏡を使い分ける
40歳を過ぎると、ピント調節力が急激に低下していきます(泣)
ピント調節力が低下していくので明視域も狭くなっていきます。
【明視域とは?】
はっきりと見える奥行き。もっとも遠くに見えるところ『遠点』(無調節時)から、もっとも近くに見えるところ『近点』(調節限界時)までの範囲。
《初めての老眼鏡》
40代の老眼鏡はメガネに慣れるためレンズ度数は弱めに設定します。そのため遠くに遠点を置くことができます。ピント調節も微力ながらありますので、遠点から近点の範囲が広く保て明視域も広くなります。
《2・3個目の老眼鏡》
老視(老眼)が進み50代の老眼鏡は、年齢と共にピント調節力が更に低下し、レンズ度数をしっかり合わせないと近くが見えないので、遠点と近点の範囲が狭まり明視域も狭くなります。
明視域が狭い単焦点老眼鏡の使用は、決められた距離のピントしか合わなくなります。
読み書き用・PC用など、作業距離の異なる用途に合わた老眼鏡を使い分けることにより、目に負担を与えず、正しい姿勢を保ち、安定した視力で快適に見ることができるようになります。
オススメ♪
・中近両用レンズで広い明視域を確保する
中近両用レンズは、現代のライフスタイルに重要な『近〜中間距離』の見え心地を快適にする便利なレンズです。
2・3個目の老眼鏡を検討している方には、もっとも最適なレンズになります。
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